
赤外線ヒーターに付着したわずかなほこりは、一見すると問題ないように思えますが、実際にはエネルギー消費量を増加させてしまいます。ヒーターの発熱体と反射板は一体となって機能しており、これらが汚れると、発生した熱の多くが効率的に伝わらずに失われてしまいます。その結果、ヒーターの発熱体はより高温になり、得られる暖かさは弱くなり、電気代も高くなります。
実際に何が起こっているのか 赤外線ヒーターは、空気を温めるのではなく、放射熱によって快適さをもたらします。クォーツ管や炭素繊維製の発熱体はすぐに高温になり、長波長の赤外線を放出します。清潔な反射板は、熱を均一に放つのに役立ちますが、汚れた反射板では熱が散乱したり吸収されたりしてしまいます。私たちのテストでは、わずかに汚れただけでも、効果的な出力が約10~15%減少し、ひどく汚れている場合は、さらに損失が大きくなります。つまり、同じ設定でも、より多くの電力が必要になり、サーモスタットの動作も変わってしまいます。なぜなら、熱が本来あるべき場所に届かないからです。
家の中やパティオで日常的に使用する場合、安定した暖かさが得られ、予想外の費用がかからないことが望ましいです。放射熱の経路を清潔に保つことで、ヒーターは設定した快適さを実現でき、オン/オフの頻度も少なくて済みます。また、筐体や内部接続部が過度な熱によって損傷するのも防げます。きちんとメンテナンスを行えば、ヒーターは静かに動作し、より均一に暖を与え、メンテナンスの間隔も長くなります。
掃除を行う前には、まずヒーターの電源を切り、冷却させてください。反射板や管は乾いたマイクロファイバークロスで拭きます。手順書で許可されている場合のみ、少し湿らせた布を使用し、溶剤は使わないでください。発熱体には直接手を触れないようにしてください。皮脂が原因で局部的に過度に熱くなってしまいます。屋外での使用に適していない限り、高湿度の場所に置かないでください。また、ラベルに記載されているIP評価や電圧の規定に必ず従ってください。毎週少しずつ掃除を行えば、快適さとコスト削減につながります。